Masahiko Yamamoto山本雅彦
Masahiko Yamamoto Exhibition山本雅彦 個展
ceramicceramic · solo exhibition個展 · 2023.7.1 – 7.17
Read the exhibition text展覧会テキストを読む
Written in Japanese only.
奈良県曽爾村で制作する陶芸家・山本雅彦の作品展を開催致します。
初めて彼の作品を見た時に浮かんだのは飛鳥とシルクロードの朧げなイメージでした。
無意識に近い状態で身体から自然に湧き出るという形や文様、渾然一体となった文化の影響を感じさせる装飾性、そこに潜在する土着性にスケールの大きな活動の芽を直観しました。
話を聞くうちに、彼の祖父が飛鳥寺に土鈴を納められていたことや、奈良県明日香村にあるキトラ古墳にほど近い土地で生まれ育ったことを知り、彼の中には古代からの記憶が組み込まれているのではないかという愉しい妄想を掻き立てられています。
泥漿で描かれた唐草文のシリーズは大陸から渡った古代の文様と繋がり、作品の中に一粒一粒埋め込まれた煌めく長石は、キトラ古墳の天井に描かれた世界最古の天文図にある星々と繋がっているように私には思えます。
日本初の本格的な仏教寺院である飛鳥寺の建設には百済のみならずペルシャからの建築技師が関わっていたという話を聞きます。
ユーラシア大陸の東端に位置するこの島の国際色豊かな文化の黎明期、山本さんの作品からはそんな時間と空間の旅へと誘われるような気がしています。
奈良県曽爾村で制作する陶芸家・山本雅彦の作品展を開催致します。
初めて彼の作品を見た時に浮かんだのは飛鳥とシルクロードの朧げなイメージでした。
無意識に近い状態で身体から自然に湧き出るという形や文様、渾然一体となった文化の影響を感じさせる装飾性、そこに潜在する土着性にスケールの大きな活動の芽を直観しました。
話を聞くうちに、彼の祖父が飛鳥寺に土鈴を納められていたことや、奈良県明日香村にあるキトラ古墳にほど近い土地で生まれ育ったことを知り、彼の中には古代からの記憶が組み込まれているのではないかという愉しい妄想を掻き立てられています。
泥漿で描かれた唐草文のシリーズは大陸から渡った古代の文様と繋がり、作品の中に一粒一粒埋め込まれた煌めく長石は、キトラ古墳の天井に描かれた世界最古の天文図にある星々と繋がっているように私には思えます。
日本初の本格的な仏教寺院である飛鳥寺の建設には百済のみならずペルシャからの建築技師が関わっていたという話を聞きます。
ユーラシア大陸の東端に位置するこの島の国際色豊かな文化の黎明期、山本さんの作品からはそんな時間と空間の旅へと誘われるような気がしています。
Text: kankakari (Ryo Suzuki)文: kankakari(鈴木良)



